2008-03-30

カラ兄弟

 第六 スメルヂャコフ
 しかしあるいは永年の間こういう印象を積み重ねたあげく、突然すべての物をなげうって、放浪の苦行のために、エルサレムをさして出て行くかも知れないが、また或いは不意に自分の生まれ故郷の村を、焼き払ってしまうかもしれない。ことによったら、両方とも一時に起こるかも図られぬ。