2009-03-01

フランツ・カフカ アメリカ

 読んでないと言いつつ読んでしまったので感想書きます。

 カフカの小説は結構読んでいるのに感想は一つも書いてませんね。決して面白くなかった訳ではありません、書くのが難しいだけです。頑張ります。

 アナグマについての確定情報。アナグマはヨーロッパではポピュラーな存在である。
 ということは「巣穴」の動物はアナグマであると考えられる。

 『城』『審判』『アメリカ』それと「巣穴」はほぼ同じ話といってしまっていいと思います。同じ話のバージョン違い。全ての話が避けがたく未完で終わっています。特に「巣穴」に関していうと、あの終わり方は決して続きが書けなかったわけではないでしょうし、完全に確信犯です。読みながら「これはまさかまさか、以下エンドレスリピート、みたいになるんじゃ...」と思ってましたが、まさにその通りの終わり方でしたね。いい締めだと思いました。
 だいたいすらすらと読めたんですが(アメリカに関しては)第七章「隠れ場所」は例によって例のごとく、女にぬるぬる絡めとられ破滅に向かおうとする主人公を見ているのが辛くて、何度か本を置きました。カフカって実はお父さんとではなくお母さんとの間にこそ、解決しなくてはならない深い問題を抱えていたのではないかと邪推してしまうくらい。(分かってます、それは私のことです)
 しかし本当にカフカの話はみんな女でつまずくんだなあ。年上の女に愛されたがためにアメリカに放り出されるカール・ロスマン、いかにもじゃないですか?

(ちょっと中途半端な文章ですがこのままアップします。すみません)