2006-11-25

ドストエフスキー 永遠の夫

 なかなか普通に面白かったです。トルソーツキイよりヴェリチャーニノフに寄った読み方をしたのですが決して間違いではありますまい。しかし最後までちゃんとした名前を覚えられなかったです。新潮版では憂鬱症と訳されてましたが岩波ではヒポコンデリー(ロージャがかかっているとされてるやつ)でした。多分ヒポコンデリー(心気症か気鬱症という訳が一般的かな?)と言われていればそれほどヴェリチャーニノフに肩入れしなかったと思います。でも彼が見る悪夢の描写とかすごくうんうん分かる分かるという感じで面白かったです。
 二人の名前がそれぞれ、パーヴェル・パーヴロヴィチ・トルソーツキイとアレクセイ・ヴァリチャーニノフというのに何か凍りつきました。スメルジャコフとアリョーシャなんだ...と思って。
 購入したのは新潮文庫のほう。(訳に少し癖があって読みづらかった)岩波文庫のほうは最終章と解説を立ち読みしました。(岩波の方は旧漢字で読みづらかった、ほどでもないか)